Saturday 6 March 2010

帰郷 にて




private of tamaki niime.



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私は生地や服や小物や、などを作っている。

なぜか、今、服に興味が無い。
理由はさておき

今、世の中は昔々の雰囲気のあるモノのリコンストラクションが流行っている。
特に外国の文化モノのリコラが流行っている。

雰囲気のあるモノとは時代背景に後押しされた大よそアバウトなモノの事だ。
生地もグラフィックもそれ以外の表現方法も。

私はその”雰囲気あるモノ”をこよなく愛する人ではないし
それに対しての憧れも全くない。
ただ、日本の時代背景には多少興味がある。

それが問題か。と言われれば大して問題でもないが。
今の世の中の流れに少々飽きがきている。


久々に地元に帰ってゆっくり考えることができた。
自然が造りだした壮大なオブジェに心癒された。

同士は素晴らしい笑顔で迎えてくれた。
やっぱり私はモノ造りの現場が好きだ。
お洒落だねぇと言われるモノよりも、ゴタゴタとしたあの雰囲気が好きだ。

世の中にはよく似たモノが溢れ返っているけど、そこはその様子を忘れさせてくれる。
一生懸命さに心打たれる。

新しい発想もそこでは生まれたりする。
その場所があるからそれらは成り立っていることを忘れずに。
大きな半木製の力織機は小さなシャトルを、休むことなくカタカタ鳴らしていた。

一つのとてつもないスピードが消えたとき,それらは終わった。
でも、それは、始まったことをも印象付けた。

だから余計に今回の里帰りは私の中で重要だった。

今日はちと喋りすぎたな。

また来年雪の上で考えよう。


are

seen,








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photo : eminii kamat,








lived,










thank you very much...

vest regards,